2012-07-31

外反母趾

足甲のアーチを形成するために中足骨をコントロール。

重心が内踝の真下にくるようにコントロール。

土踏まずを文字通り「土を踏まないように」コントロール。

膝から下を内側に絞り込むようにコントロール。

膝から上を外側に捻り出すようにコントロール。

臀部(股関節)を引き締めるように肛門をコントロール。


こんなコントロールを一気にまとめてコントロール(笑)。


外反母趾は一連の誤った動作が原因なので、

改善するためにも一連の改善動作が必要になってくる。

ただ指を広げても無駄無駄無駄。


たこ・ウオノ目→外反母趾→もれなく膝痛→もれなく股関節痛→もれなく腰痛→もれなく首痛


この因果の流れを理解すればやることは決まってくる。


普段の歩き方にも、必ず外反母趾共通のクセが出ているはず。

「病治しは癖直しから」、とはよく言ったもので、

ほとんどの身体の不調の原因は「無意識のクセ」にある。


無意識のクセを自分で指摘・改善することは至難だ。


そのために整体術がある。



by 施術者

2012-07-19

脳は見た目で判断してくれない

ここしばらく色々と得るものがあり、

ガンガン発信していこうかとも考えてはいたのだが、

やはり色々と思うところもあり、

なかなかブログを更新できませんでした。


人体(=宇宙・世界)のカラクリというか、性格の悪さというか(笑)、

そういった濃厚エキスを頭から痛烈に浴びすぎてしまったので、

半分フリーズ状態でしたが、もう開き直り、まとめるのは諦めましたw


その都度ほんわかやんわりと、酔っ払いの戯言のように書き込みます。

べつに宇宙の真理とか世界の秘密のネタばらしとかではありません。

ただの「当たり前」なことですので、期待しないでください(笑)


さて、整体のネタですが、「冷え」について。


所謂「ひえ症」でお困りの方は多いと思います。

酷い方は寝るときも手袋、靴下を装着して温かくしているそうです。


はい。

そこが実は問題だったりします。


手足が冷たい方は、手足を「温めてはいけない」という「当たり前」があります。


脳は生命維持の本能として、内臓全般の血液循環を最優先としています。

つまり、お腹を元気にするために「熱血」を送り込んで温かくしたい。

まあ欲を言えば全身隈なく熱い血潮を送り込みたいのだが、

個人差もあってお腹の循環がお上手でない人もいるわけで。

そうなると脳としては急ぎ命に関わらない末端の手足へのサービスをカットし、

そのぶん内臓さんたちに大奮発したくなるわけで……

そんなエコヒイキな日々が続くと、手足が「ひえ症」になっていくわけで……


温かい血液はお腹へ最優先で送られるから、冷たい手足は自分で温めなきゃ、、、

なんて仕組みを考えなくても、冷たけりゃ誰でも自然に温めちゃいますよね^_^;


で、手袋や靴下で温めるとどうなるか?

はい。装着していない時よりも温かくなります。

しかし、外せばまた冷たくなり、「ひえ症」そのものは保存されます。エンドレス。


何故か?

脳は何も見えないので感じたまま処理します。つまり、手袋靴下装着で「手足の温度が高い」

と、『あ、手足大丈夫みたいだな。よし、じゃあ内臓に集中するか。楽だしw』

みたいな手抜き仕事を学習してしまうのです!

これは本人(本体?)の意思とは関係なく判断されます。脳、勝手です(笑)


……ご理解いただけたでしょうか?


温め続ける限り、手足は「冷え」続けるのです。

つまり逆なんですな。

肘先、膝先を温めるのではなく、「冷やす」のです。

脳の誤解、錯覚を解除してあげなくてはなりません。


ちょっと信じられないかも知れませんが。。。

ちゃんと冷え解消法があるので興味のある方は、是非(*^_^*)


……まあ、極論ですが、整体の範疇てほとんどが脳の誤作動モノなんですよね。



by 施術者