2015-05-26

動き回る内臓

人間の筋肉は、常に「内臓」を守るために緊張します。
そして成長とともに、「頭部」を守るためにも緊張し始めます。

これは植物たちと違って、活力のための栄養を移動して内臓摂取しなければならない
人間(動物)の宿命でもあります。

考え方を変えてみると、私たち人間(動物)は、
「健康的な内臓を運ぶ」ために活動しているのかも??(笑)

人間には色々な生き方、生き甲斐、死生観があるでしょう。
しかし、生物としての人間(の筋肉)は、
単に「内臓を守りたい」だけなのかも知れません。

ところで皆さん、内臓、大事にしています?(笑)

暴飲暴食していませんか?

食欲が今一つなのに、しっかり3食召し上がっていませんか?

身体に訊いていますか?
1日3回食べなければならないから、惰性で食べていませんか?
それとも誰かの命令ですか?
1日3回大便しなさい、と偉い人に云われれば3回しますか?

身体は人それぞれ。
自分の身体に訊けば判ります。

自分の身体の具合が判らなくなる。。。
それって病名がなくても立派な「病気」ですよね?

毎日ちょっとでも内臓の声を聴いてあげてみてください。
ちょっと以上の健やかさが戻ってくるかも知れませんよ!

2015-05-22

原因特定可能な腰痛

「ここ、ここ! ここのとこがビキっと痛い!」

お尻近く、、、仙骨と腸骨の間、、仙腸関節のある一点を指差し、
男性クライアントが顔をしかめた。。。

腰痛と訴えつつ、発痛部位がベルト位置よりも低く、しかも
左右の仙腸関節のうちの片側だけで、上記の男性クライアントの
ように指で一点指し示すことが可能な症状、、、

このような場合、高い確率で、
「仙骨と座骨を繋ぐ、仙結節靭帯という箇所にストレスが集中している」
と判断することができます。

ここはですね、、、とても痛いです。
ギクッと軋むように痛いです。
しかも意外と修正しにくいんですね、靭帯ゆえに。。


しかしですね、、、


見つけてしまいました!
ある「救所」に接触しながら仙結節靭帯にアプローチすると、、、


あっさりと調整できてしまうんですねー!
メキメキ、ゴリゴリと!(笑)
しかし全く痛みがありません。



仙腸関節の痛みでお悩みの方、
是非、かじや整体へ!

いいこ、いいこ

腰痛、肩凝り、偏頭痛、、、
色々な辛さがありますが、共通している特徴は、

「お腹と腰が硬い」

ということです。
ここがフニャフニャ柔らかで絶不調、、という方とは
お会いしたことがございません。
脂肪の話しではないです。
筋肉の質の話しです。

理由もそれこそ色々あります。
大腰筋の緊張、
仙骨と靭帯の噛み合い、
頸椎のトラブル、
腕の捻れ、
足首の歪み、、、

更に突き詰めると、
精神的ストレスであったり、
内臓疲労だったりするわけです。

頭とお腹。


そう、子供ならばお母さん、お父さんに一番優しく触ってもらえる部位ですね。

大人になってから、誰かに頭とお腹、撫でてもらえましたか?
労りの心、慈愛に満ちた手つきで頭とお腹に優しく触れましょう。
自分の手でも構いません。
ストレスで疲れた頭とお腹を優しく撫でてあげましょう。

原始的で本能的な「癒し方」かも知れませんが、効果は抜群ですよ。


2015-05-15

息る

呼吸。

まず呼吸がある。
大切なことは山ほどある。
だが、呼吸なくして大事もヘチマもない。

空気を吸って、吐く。
たったこれだけのことだが、「生きる」ことそのものでもある。

いや、「死ぬ」ことでもある。

放っておいても人間は呼吸をする。呼吸を忘れることは、ない。
そんなものか、呼吸。

そんな馬鹿なことがあるか。

2015-05-07

猫背の治し方?

「背筋をピッと!」、
「胸を張って!」、
「肩を後ろに!」、
「両膝を揃えて!」、
「脚を組まない!」、
「胸を拡げて深呼吸!」、、、、


これ等のことを、間違っても『健康回復』を目的には

実 行 し な い で く だ さ い 。


身体を緊張させて「鍛える(?)」という目的には向いているかも
知れませんが、癒す方向としては危険過ぎます。

皆さんは、胸・肩の開閉が不自由なくコントロールできますか?
開くのは正直あまり重要ではなく、閉じる動きが大切になります。

「ええ? 猫背だから胸・肩を後ろに引くように意識してますが?」

はい。
多くの方が猫背猫背と危惧されておりますが、実は、
「正しい猫背」で苦しんでおられる方は、ほとんどおりません。
極論してしまいますと、ほとんどの方は「猫背ではない」からです。

しかし心身の仕組みを理解していないと、「無根拠の健康情報」に
ドップリと浸かってしまうため、辛苦は現実となります。
ズバリ、真の猫背になるにはけっこうテクニックがいります(笑)
言い方を変えますと、真の猫背になれたら、ある意味「健康」です(笑)!
猫ちゃんや虎さんに失礼なので、猫背マガイは猫背を名乗らないようにしましょう。

かじや整体の「よい姿勢」は、真の猫背も含まれております。
武道武術の仕組みを理解できれば、猫背の意味も呑み込めます。

その根拠、是非、サロンにて御確認を!