2015-04-23

もうやめやめ!

脚にトラブルを抱えるあなた、
まずは『腰』を取り戻しましょう。

外傷でもない限り、あなたの脚の不調は腰が関わっている可能性が高い!
そして腰を正すということは『首』も正すことに繋がります。
これは必然であり、部分売りのできない摂理でもあります。

更には『腕』のトラブルが腰の負担に上乗せされているケースが多いのなんの!

そしてなんとなんと、内臓の負担が腰に出ている可能性も高いのです!



なんか、、キリがないですよね?(笑)

こうなると、ああなる。
ああなったから、こうなった。

まるで「もぐら叩き」ではないですか。。。

実はですね、現在生きていることに不平不満が全くなければ、
心身に原因不明トラブルは発生しないのです。

これは完全なる理屈で、私も体感できていません(笑)
それでもこれは真理の1つなので、是非、記憶に留め置いてください。
そう遠くない日に、「ああ、あのバカは本当のこと言ってたのか!」、と
納得していただけると確信しております。

つまりですね、、、、
嘘でも良いから「不平不満のない人生」を感じることができれば、
その瞬間、あなたの心身の不調は消え失せるわけです。

それは趣味に没頭している瞬間であったり、温泉に浸かっている瞬間であったり、
運動に集中している瞬間であったり、、、、

整体は筋骨格を整える技術ではありますが、
実は物理的な調整は表向きなだけで、真の狙いは『脳』への
イメージ干渉ということになります。

なぜこのような意味不明なことを書き込むかと云いますと、
もうそろそろ、『揉む押す=治療』という一般認識が崩壊するからです。
揉む、押す、が無意味とは思いません。が、それは嗜好品となるかも知れません。

健康は、実は、あなたの中に常備されている。。。
そう当たり前に認識できる日が、すぐ近くに来ています。

2015-04-21

腰痛解消の切り札!

腰痛は辛いです。
それを当たり前として生活するのも、また辛いです。

世の中には、多種多様な腰痛改善法が存在します。
でも、色々とチャレンジしてみる前に、これを試してください。


 『 そ の 場 で 足 踏 み 』、です。


「舐めるな!」、と感じた方、足踏みを舐めているのは貴方だ!(笑)
激しい運動もしていないのに腰も膝も妙に痛い、、、
そんな方々にはほぼ効果があります。

細かなマニュアルはありますが、兎に角、腰痛解消の取っ掛かりとして、
四の五の云わずに『その場足踏み』してみましょう!

●膝を最低でも、お臍の高さまで上げる。
●可能な限りゆっくりと足踏みする。(太極拳のイメージ)
●胸を張らず、巻き肩で。
●まずは50歩、できたら100歩。

こんな感じで軽やかに足踏みしてみてください。
余程の重症でもない限り、まず腰痛には効果があらわれます。

まあ、お読みになってお分かりになったとは思いますが、
『足踏み』、というよりも、『ももあげ』が狙いです。

これで腰痛が完治する! なんて申しませんが、これくらいは試しましょう!
そして腰痛という現象を複雑に認識することをやめましょう!
本当はもっと単純なカラクリなのですが、まだ世の中の共通認識が追い付いて
いないので一般にシェアできない状態です。

たかが『ももあげ』、あなたのお役に立てれば幸いです!

2015-04-10

整体は痛い??

腰痛の真実、その1つをお話ししましょう。

貴方を苦しめるその腰痛ですが、実は腰が痛みの原因ではありません。
無論、骨折しているとか、矢が刺さっているとか、、は別ですよ?(笑)

「痛い!」のは腰かも知れませんが、「悪い!」のは腰ではない、
つまりはそういうことです。
腰の痛みは「結果」に過ぎないのです。
「原因」が「結果」と重なる、、、、それは『怪我』ですね。

腰の痛みに繋がる原因システム、、、つまり必ずストレスを経由する箇所、、
それが『骨盤周り』となります。特に『仙骨周り』です。
そしてそこに、『首』、『腕』、『脚』、『内蔵』が絡んできます。

年季の入った腰痛は、この骨盤周りの筋肉が「ジャーキー」のように
固まってしまっているのです。しかも骨の際の際が、です。

表層の筋肉や、少し深めの深層筋にアプローチしたところで、
この骨の際の際のジャーキー筋肉を剥がし解さないと、
実のところ解剖学的には、「遅かれ早かれ同じ痛みが再発してしまう」ことに
なるわけです。
「ぎっくりが癖になる」、なんてまさにこれ。要は、治っていないだけです。

筋肉、靭帯の特性を逆手にとって、色々な優しいソフトな手技が開発されて
きましたが、ほとんどの場合、この「骨の際の際」に到達しておりません。
よって、何度も同じ手法を繰り返し、「鎮静化」させるわけです。

症状や状況によっては、それでも劇的に改善することもあります。
それでも「根本解消」には至らない、というか踏み込めない、わけです。

何故なら、不調の根本を取り除くには、その不調までの遍歴を、
巻き戻しにすることになるからです。

例えますと、長時間「正座」をさせられていた貴方。もう脚に感覚はありません。
正座の制約が解除され、いざ立ち上がることになりましたが、どうなりますか?
ほとんどの方は、「熱感」や「痛み」、「痺れ」等の引き戻し感に襲われるでしょう。
そうです、それが『遍歴の巻き戻し』の姿なのです。
しかし、痛い! 痺れる! からといって、また正座に戻る人がいるでしょうか?
どんなに辛く無様でも、立ち上がって時を待ちますよね?

そうすると症状が消えることを身体が知っているからです。

腰痛も実は同じような仕組みが働いているのです。
元に戻るのに、多少の反動は生じます。自然の摂理です。
それが嫌なので、手技療法業界ではあらゆる代替技術がデザインされました。
結果、改善に回数を必要とするリピート産業となったわけです。
需要供給が成立したわけですね。

本当のところは、腰痛治療も長時間の正座から立つことも、根っこは同じ。
それが、腰痛は正座のように原因と結果がシンプルではないだけです。

脚が原因でも腰は痛くなります。
腕が原因でも腰は痛くなります。
首が原因でも腰は痛くなります。
内蔵が原因でも腰は痛くなります。

「痛く治すから効く」、なんてことは間違っても思わないでください。
ただ、最近はやたらと、「痛いと治らないからダメ!」みたいな風潮が
強すぎるので、いかがなものかな、、と感じるわけです。

ちょこっと脳を騙してインスタントに痛みを緩和させるのは問題ないですが、
そういった手技で「根本治癒」を謳ったりしてはなあ、、、と(苦笑)

かといって、根本解決に繋がらない筋肉部位をガンシガシ揉みほぐしても、
それこそ「悪気のない暴力」で終わってしまいます。
あ、、業界のほとんどがズバリこれです。。。情けないことに。。

最初は痛かった→今は全然痛くない、、というような箇所にアプローチできるかが
整体のポイントとなるわけです。全身揉むなら、温泉に行ってもらってください。
温泉にできることを整体屋がやってどうするか、と。

根本解決に至る過程での多少のストレスに尻込みしないでください。
別にそれは罰でも呪いでもない、貴方の日常パターンの積み重ねでできた
単なる筋肉の緊張なだけです。解せば、消えます。

受けていただければ、納得! になりますよ!

2015-04-08

ほとんどの矯正に意味はない?

整体、、、というより、手技療法全般の「本当のところ」を
お話し致しましょう。

例えば、腰痛や肩凝りで辛い方が「全身揉みほぐし2時間」を受けます。
いやー、とても気持ちよかった!

翌日、また腰痛で肩凝りに戻りました。

腰痛や肩凝りで辛い方が、「15分で腰と肩の背骨矯正」を受けました。
あーボキボキすっきり!

翌日、また腰痛で肩凝りに戻りました。

これはどういうことか?
施術側が下手だったためか?
まあ、それも無関係ではないかも知れないが、
ここでは熟達度や相性等はなしでお話し致します。

結論から申し上げますと、筋肉は「ゴムみたいなもの」だからです。
そして、背骨を狙ってボキボキしても、実は決定打にはならないのです。
多くの場合、症状に対して効果が出たとしても、また再発してしまうのです。

つまり、扱いの難しいゴムのような筋肉・靭帯を制御している
『必須調整箇所』にアプローチしていないケースが多いからです。

根本的な治癒に繋がらない、繋がる必要がないのなら、
塗り薬や湿布薬、痛み止の注射や飲み薬のほうがお手軽です。

折角お金も時間もかけて手技療法を受けるのですから、
根本解決を見越した施術をお考えください。

「整体」というと「矯正」、みたいなイメージをもたれます。
そのとおりです(笑)
ですが、どこを矯正するか? となると、けっこう人wによって異なります。

『骨盤』、『腕』、『脚』、『頸』、

これが必須調整箇所で、あとはトッピング(笑) 好きなだけ追加してください。
つまり、上記の必須調整箇所をクリアーしなければ、解剖学的に筋肉の戻りを
制御することはできない、というわけです。
無論、短いスパンでの高い効果が期待できる調整箇所は箒で掃くほど存在します。
それらと巧く被せていけば更に効果持続は増すと考えられますが、
ここでは触れません。
手技療法を受けられる方々の判断基準になれば、と思い絞ってみました。

「●●だけを矯正して、肩凝り腰痛は解消!」
なんて売り文句の治療院は今時ないでしょうが、一応御用心を(笑)

本当に効果的で根本解決に繋がる手技というものは、
実は大昔からほとんど姿を変えていません。
これには私も驚かされます。
当たり前なことですが、淘汰されずに生き残ってきた「真理」なわけです。
そしてそれらの技は、例外なく「地味」です。
地味に、確実に、生命力の奥底に響いてくる技たちです。

昨今の手技療法業界は、不景気下の生き残りをかけて、何やら
治療家が食いつめた治療家相手にセミナーホイホイして荒稼ぎ、
技術のシェア、エンターテイメント化が進んでいるようですが、
実際のところは、どうなんでしょうか?
リピート産業なわけですから、派手で刹那的な対症効果がベターなのは理解できますが、
な~んか違うんじゃないかな~、と感じるわけです。

我々、手技療法家は、「治せる療法家を増やす」のが目的ではなく、
「自分で治せるクライアント」を増やすことが目的なはずです。
そう、食っていけなくなることが究極の目的の、変な仕事なわけです(笑)
そんな連中増やしてどうするの? と(笑)

「こうやると、お家の方でも私と同じ技ができますよ」、みたいな指導をする治療院は
まだ信用できますよ。だって根本解決を目指している証拠ですから。
商売的にはマヌケかも知れませんが、、、(苦笑)

受けて身軽でスッキリするような手技療法は、ちょっとだけ疑ってみてください。
実は筋肉というゴムをちょこっと操作しているだけかも知れませんから。。。
そして、ゴムは必ず元に戻ってきます。