2013-06-23

膝折れ、膝張れ。

中腰姿勢、、、というものがあります。

これが実に実に、心身ストレスを増加させるのです。

代表的な中腰姿勢といえば、足元の物を拾い上げる動作、でしょうか。

面倒臭いと本能的にやってしまうのが、膝をちょこっと曲げつつ、

腰もちょこっと曲げつつ、手の力で物を拾い上げる、、という動作。

これはどうやろうと遅かれ早かれ腰痛、背中痛になるでしょう。


逆に面倒臭いけど、しっかり意識して操作すれば高い確率で心身を

護り、尚且つ、体術の精錬に繋がるやり方が、ザクッと2方法あります。


1つ、しっかりと膝をたたみ腰をおろし、足元の物を拾い抱える。

2つ、後ろに引いた脚側の膝裏をしっかり、しっかりと張る。そして前側の脚は

力を抜いて踏ん張らないようにする。あとは手を伸ばして足元の物を拾い上げる。


これで腰痛にはなりません。正確には、腰が疲れません。

如何でしょうか?

たったこれだけのことなんです。

「膝をしっかり曲げてしまう」か、「膝をしっかりと張る」かだけの違いです。

中途半端に曲げたり伸ばしたりするから、腰に負担が一気にかかるのです。

これは武道、武術の世界にも共通して言える道理の1つです。

横着すると全てが力業に陥ります。

つまり、、ストレスが発生するわけです。

これはフィジカルな面での解りやすい道理なので、

あまり小難しく考えずに実践してみてください。

すぐに実感できるはずです(*^^*)


お試しあれ。

2013-06-21

嘉手納はアテナ

沖縄、鹿児島、種子島、、、

古代日本のルーツとも呼べる最重要拠点。


単一民族国家?

んー、、、、どうなんでしょうか(笑)

ギリシャ・インド系の人々、フェニキア系の人々、、、

いなかったことにできますかねー。。。(笑)

かじやの技術は、多民族国家ならではの賑やかさがウリでーす!


がんばって! 教科書のニッポン!

2013-06-20

冷やし風呂

暑い季節がやってきましたね。

私は万年オススメしたいのですが、まあ、無理強いみたいで嫌なので

夏に限って一押しする健康法をご紹介。

その名も、「水風呂」!!!

はい。まんまです。

自宅でやるとモチベーションが下がる場合があるので、

公共浴場、温泉施設などのサウナ隣の水風呂を活用しましょう。

はっきり言って、熱々のお風呂に浸かるよりも、水風呂のほうが芯から温まります。

なぜかというと、生命の仕組みに直接アクセスできるからです。

冷水に全身を浸すことにより、全細胞が防御行動に移ります。

大切な内臓が急激に冷やされてしまうのを防ぐために、脳が全身の熱源を

バリヤーとして展開させるわけです。これは物凄いエネルギー活性です。

瞬間的にこの矛盾ともよべる、「冷たいけど温かい」状態が成立する。

そして実際に、水風呂の中は生暖かいものとして体感できるのだ。


さて、ここで水風呂を100倍楽しむための(笑)テクニックを何点か。

●皮膚の下の骨肉を無視し、皮膚に触れる冷水に全ての意識を集中させる。

己と世界の境界は、肌と言ってもよい。肌の内側のイメージを捨て、敢えて

冷たい水側の意識に溶け込むことにより、冗談ではなく、身体が消えます。

水風呂が主体であり、己の身体は単なる「脱け殻」となります。

これを味わうと、もう温水には戻れません(笑)

●エネルギーのイメージを掌に集中させる。そして自由自在に流してみる。

一気に手のひらに血がみなぎります。そしてその手からイメージの筋を放出してください。

錯覚で構いません。というか、錯覚しないといけません。

エネルギーを出して、エネルギーを受けてください。

操作のイメージが強烈に味わえると思います。


水風呂は個人の体力次第でオールシーズン楽しめるが、無理は禁物である。

だから多少冷たくても平気な夏に一押しするわけである。

余談ではあるが、水風呂はダイエット効果も高い。

冷水から体温を奪われないために、全身の脂肪が燃料として使用されるからだ。

プールの直後、やけに空腹感に襲われるのはそのためである。

だが女性は慎重に。お腹が冷えるとダイエットどころではないからだ。


お試しあれ。

2013-06-19

天国への階段?

無駄に疲れを増やしている方が多いようです。

避けて通れない運動、、、階段の上り方です。

観察してみると、ほとんどの人々が「どっこいしょ、よっこらしょ」

と、一段一段重くノシノシと踏み潰しながら上っている。


これは疲れます。


ちょこっと細工してみましょう。

次の段に足の爪先だけをのせます。足の裏ではないです。指先だけ、です。

そして、真下方向に踵を踏み下ろすと同時に、膝裏をピンと真っ直ぐに伸ばします。

間違っていなければ、身体全体が真上に跳ね上がるはずです。

逆の足も同じことを繰り返します。

トーン、トーン、とピンポン球が跳ねるように階段を上れると思います。

多くの方が膝にぶらさがるようによじ登っていきます。

これはエネルギーが下と後ろに流れてしまいます。そりゃあ疲れます。(^^;

逆なんですね。

階段でバウンドして上に跳ね上がっていけばよいのです。

気持ちも前へ、上へ、先行させてみてください。

わざわざ気持ちを重くする必要もないでしょう?(笑)

階段は登り坂ではありません。

連続トランポリンです!


是非、お試しあれ!

2013-06-08

全身呼吸

以前ブログの中で、人の身体は笛のような筒をイメージすると良い、

みたいなことを書いたと思います。

実際、全身に「穴(気孔)」があるわけでして、健康にも関わっております。

さて、常識で考えれば、呼吸は「口」か「鼻」か、この2つの穴で

頑張ってハアハアしているわけですが、折角全身にたくさん「穴」があるんですから、

そこからも呼吸してみましょう、、、といった健康法を公開致します。


やり方は至極簡単です。

実際の呼吸は鼻でも口でも勝手にしてください(*^^*)

ただし、眼から吸う→耳から吐く、手から吸う→足から吐く、、、

みたいな感じで、空気を出入りさせる部位を強くイメージしてください。

本当に不思議なもので、しっかりとイメージをもって呼吸をすれば、

イメージの空気が全身を駆け巡るのが感じられるのです。

この全身呼吸法は、体中の内圧を整えるためにも有効です。

女性は特に、膀胱や肛門から息を吸うイメージをすると美容に有益です。

骨盤周囲、お腹回りが気持ちよくシェイプされていきますよ!

イメージ感覚が豊かな方は、皮膚呼吸にもチャレンジしてみてください。

うまくイメージできると、全身が溶けていく感覚を味わえますよ(*^^*)

お試しあれ!

2013-06-07

大いなる東

教科書には絶対に載っていない日本の歴史、、、

色々な研究結果があちらこちらに蓋されていて、とても面白い(笑)

現在の福島県・宮城県辺りに、かつてこの国の暫定首都(古代の都)が存在したとか。

日本神話でいうところの『天岩戸』事件あたりの時代らしい(*^^*)

中央政権(近畿?)で後継者不在の状況が生まれてしまい、

連合各民族の足踏みがバラバラに乱れだし、危機的状況に陥った、とのこと。

で、遠い蝦夷の地には為政者民族のフィクサーがいたらしく、

仮設政権をうちたてて、急場を凌いだというのだ。

そこを「日高見の国」と呼んだそうです。

、、、物凄くタカミムスビ神と関わり深そうな地名です(笑)

それで、暫くは「日高見の国」の主導で政治の裏側はコントロールされたようで、

どうにか中央に文句なしの正統後釜を据えることができた、そうなんです。

それが日本神話の『天岩戸開き』作戦(笑)の元ネタなんだとか。。。

まあ、よく考えなくても、当時の関東・東北が未開の地だったわけがない。

当時の大陸・半島周辺は、まさに! 大海賊時代、、、ではなく、

民族渡来ブームだったわけで、朝鮮半島の少数民族がわんさと上陸していたはずです。

教科書に載っているような「原始人」みたいな人々を見つける方が難しかったのでは?

兎に角、朝鮮半島から天下った民族がそこら中に屯していたのが現実でしょう。

ん?

つまり、この歴史研究がファンタジー創作ではないとしたら、

東北・関東の御先祖たちを北へ北へと追いやった差別好き民族政権は

何様なんですかね??

何か諸外国に対して民族のルーツを知られるとマズイことがあったのか?

国家ぐるみの渡来民ルーツ隠蔽が必要だったわけですか。

中央から遠く離れた「日高見の国」をはじめとする関東・東北の朝鮮アジア民族の

御国柄をフリーなままにしていてはマズイ状況だったわですな。

当時もいろいろジレンマがあったのでしょう。

で、生き証拠たる外縁の『まつろわぬ渡来民』たちは蝦夷として差別、と。

「あっち行け、しっし!」みたいな子供のイジメをしたわけですな。


福島・宮城は時を経ても、また苦労していますな。。。

だが、がんばっぺ!

我が故郷よ!

2013-06-06

正しい認識

さて、整体や健康法に限らず、我々は知らなかったことを

学び、認識できるようになると、自動的に体内で「把握」し始めます。

つまり、盲点が減る、、、より強く進化するのです。

わかりやすい例をあげると、「胃潰瘍はストレスからくる」という認識。

どうでしょう?

ここ最近、胃潰瘍で絶望している人って物凄く減ったと思いません?

これはですね、人間の「認識力」の効果が影響しているんです。

ちょっと前までは、胃潰瘍は胃そのものの異常とだけみなされていました。

精神的なストレスの反射なんかで胃に穴が開くわけがない! と信じられていました。

ところが科学的な調査、臨床の結果から、精神的なストレスは胃壁を溶かす、

ということが明らかとなったわけです。

この情報ソースを人類が共有することにより、ストレスによる胃潰瘍は減りました。

なぜなら、精神的なストレスを軽減することが胃潰瘍を防ぐと、認識したからです。

細かく解説すると「脳」の習性からになるのですが、ま、ここでは省きます。

兎に角、認識してしまえば自然と未知の不調、不快は淘汰されていきます。

古代から怖がられてきた幽霊やお化けなんてのも、認識力で消されていくでしょう。


さてさて、よく巷では、お隣の国々の歴史に対する認識力が云々、、

問題にされておりますが、よくよく考えると我が国も相当歴史認識がズレているわけで。

まず我々「日本国民」は「ナニジン」なんでしょうか?

「日本人」? そら日本国ですからね、現在はニホンジンです。

では「民族」としては? ナニ民族? 天孫民族?(笑) 

現在がナニ民族だから偉いとかどうとか、そんなのはどうでもよい。

エルフ族だろうとホビット族だろうと、日本人であることに問題はない。

だが、お隣の国々に対して、「うちは古代から単一民族国家ですから!」

みたいな優越感剥き出しの認識で接していては、非常に不健全だと思うのです。

「古代からの単一民族国家」、、、、

昔々、「白村江の役」という大戦争?がありました。あったということです。

唐王朝と新羅の連合軍vs百済と「我が国」の連合軍。

結果は百済と「我が国」の大惨敗。

百済は滅亡、「我が国」は唐王朝と新羅に侵略され、蹂躙、支配されます!


、、、、あれ? なんか、、亡んでません? 我が国??(笑)

仮に国体は保障されたとして、まあ、実質よくて傀儡国家ですわな。

このときに新羅から総督として渡って来たのが、藤原一族と言われております。

、、、、あれ? 「大化の改新」は??? 中大兄皇子は?

んーーー、何かがおかしいと感じませんか?

敗戦国「古代日本」には、進駐軍が雪崩れ込んで各地に巣食いました。

んーーー、この時点で「古代からの単一民族国家」は厳しいかな??

ところで、調べてもらえば即解るのですが、日本各地の古い地名って、

ほとんどが古代の朝鮮語からきているのよね。特に、関東・東北の地名は顕著。

そして「平将門」をはじめとする関東平氏が、その名から朝鮮起源であること、

「出雲」が実は関東がルーツだった可能性が高いということ、とか、

もう教科書がクソの役にも立たない疑惑が盛り沢山なのである。


こういった「自分の故郷のことぐらい理解しておけよ」という当たり前さが、

不思議なくらい日本人は欠落している。

「古代からの単一民族国家」という無根拠なプライドだけが先行し、

その実、自国の建国神話もまったく知らないときている。世界でも珍しい。

正しい認識が求められているのは、我々日本人ではないだろうか?

そして正しい認識力は、必ず不快を祓います。

旧い迷信に囚われずに、自身のルーツを改めて辿ってみましょう。

国は紛れもなく、あなたの心身の一部なのですから。

2013-06-05

見落としがち

整体というジャンルに没入し過ぎると、

意外と見えなくなってしまうことも多々あります(*^^*)

要するにですね、難しく捉えてしまうパターンが多くなるのです。

どういうことかと言いますと、例えば「腰痛」ですと、

無理しない程度に壁際で「逆立ち」してもらうだけで治ったり、

後ろ向きに歩いてもらうだけで治ったり、といった、

「え? そんなんでいいの??」

的なシンプルさに気付けなくなる場合が多くなってくるのです。

人体の仕組みは複雑なので、つい部分的な迷路に嵌まってしまいがちです。

ですから、常に「単純明快な道標」が必要になってきます。

旅人が、太陽や月や星を頼りに道を進むよように。

整体にもシンプルな道標が必要だ。

なぜ左利きよりも右利きの方が多いのか?

こういう大雑把なところを理解していくことが、とても大切なのかも知れない。


2013-06-03

脳の弛緩法

脳の緊張を弛めると、心身の強張りから解放される場合が多いです。

当然といえば当然ですよね?

脳の命令で筋肉は緊張し、弛緩するわけですから。

そして厄介なことに、脳は独自の判断で筋肉を緊張硬直させたりします。

そんな脳をどのようにして緩めるのか?

揉む?  

頭蓋骨に阻まれて直接揉めません(笑)

ではどうするか?

頭蓋骨に手を加える方法もあるにはありますが、

もっとシンプルかつ強力に脳へリラックス感を与える方法があります。

それは、脳の代理人とも呼ばれている、

「眼」と「皮膚」にアプローチする方法です。

と言っても、眼球とお肌にグイグイ指圧するわけではございません(笑)

それでは逆に「刺激」を与え、新たな緊張を生んでしまいます。

ではどうするのか?



ここで発想を切り換えなければいけません。

眼と皮膚からの情報刺激が、脳へ即伝わり、筋緊張となるんですよね?

ではその情報の内容が、、、、、、だったら、、、



はい(笑)、ここからは考えてみてください!

健康としても、武術としても重要なヒントが隠されています。