2013-04-26

接触、貫通

人に触れる、ということを仕事にしていると、

当たり前ではあるが人に触れる感覚が自然、シビアになってくる。

整体も武術もデリケートなのは共通している。

いや、共通どころか全く同じなのかも知れない。

できる限り最短最速最小の操作で対象物に変化を与える。

ニーズが若干反対な場合が多いだけで、やるべきことに大差はない(笑)

ま、そこらへんは人の感性でゴッチャゴチャに解釈できてしまうので、置いとこう。


で、本題なわけだが、癒やすにも壊すにも共通して戒めておきたいポイントがある。

それは、、、

筋肉と骨でもって対象物の筋肉と骨に接触してはいけない、ということ。

はいー????

と、思えるかもしれませんが、これはものすごいヒントになるはずです。

理解できない方々は永遠に理解できないかも知れませんが、

ここらの領域を乗り越えると、一気に心身の世界観が拓けてきます。

まあ、初歩的な領域ではありますが。

武術だけで言えば、パンチだったものが「突き」に変化します。

表面で弾き返されることなく、突き刺さるようになっていきます。

あ、ちなみに勢いや回数でどうにかなる領域ではないので、

下手な鉄砲はお控えくださいね。