2015-08-26

癒しの手? いやいや、手を癒せ!

みなさん、「手」がガッチガチです。

治療業界では常識ですが、「手」は「脳」の出先機関みたいなものなんですね。
「手」そのもののストレスは、「脳」の深刻なストレスとして変換されやすいです。

目で確認しなくても、「手」で触れれば見たのと同じくらいの情報が「脳」に送られます。
真っ暗やみの中では、誰もが「手」で空間を探りますよね。
それだけ精密な情報を感知し、すぐさま「脳」に伝達できるからです。

実際、「脳」自体の感覚では、あらゆる肉体器官のなかで、「手」が最も巨大認識されているそうな。
ちなみに次いで巨大な感覚認識は、「目」と「唇」です。

そんな超高感度センサーのような「手」なわけですが、みなさん、大切に扱っています?
「手」の筋骨格は想像以上にデリケートなのですが、酷使していませんか?

「手」の構造が歪むと、頭痛や肩凝りどころか、腰痛にまで発展します。
逆に云えば、この「手」を労うように緩めてあげれば、あらら不思議、
「脳」まで深くリラックスしてしまうのです。これは真実です。

我々「整体屋」の「手」が熱く柔らかいのは、最低限のエチケットのようなもの。
みなさんも、こう認識してみてください。

「手」が緩むと「脳」が緩む、
「脳」が緩むと「全身」が緩む。

まあ、「手」の緩め方に技術が要るわけですが、、、
知っておくだけでもプラスですよ!