2013-03-25

ミゾオチのセルフケア

たまには俗っぽい(笑)整体な内容でもいきますか。

私はイメージ法1つ、呼吸法1つ、姿勢法1つで、

人体はどんどん楽な状態に変化していくものと確信しておりますが、

ストレッチやマッサージ的な圧力なしには肉体の改善は有り得ない!

、、、と信じきっている方々がいまだ大多数を占めているということも

重々承知しているつもりです。

整体の業界では、この認識は大切なポイントだと思います。

色々な理屈、理論、各種療法が生き残りをかけてせめぎあっているわけですが、

私個人としては、ストレッチもやり方次第では何にでも効果的だろうし、

指圧、マッサージ等もやり方次第では何にでも効果は出せるだろうな、

とも感じておりますし、それと同時に、ストレッチもマッサージも

理屈的には必要ないなとも感じているわけでありまして。。。


えー(笑)、何を言いたいのか?


本人がその時その場で一番納得できる理屈で心身の操作をすればよい、

ただそれだけなんですよね。安全、単純に、効けばいい。

ときに人間は効率だけでことを運べない場合もある。

融通、臨機応変、心地よい「偏り」を選択することも正解の1つと言える。

そんなわけで、今回はどう転んでも、どう曲解されても(笑)、誰が試しても、

そこそこ確実に結果が出せる類いのセルフケア技法をご紹介致します。


ザクっと参りますね。

今回の狙いは、「ミゾオチの解放」です。

人体の不具合には、古今東西、さまざまな種類がありますが、

共通項としてあがってくるのが、「ミゾオチ」周辺の緊張なんですね。

ストレスは胃に出やすいので、その位置付近がリラックスできなくなるのは

まあ、当然というか、自然というか、摂理です。

私ども「かじや整体」でも、この「ミゾオチ」の柔らかさは重要視しております。


さて、ゴタクは置いといてセルフケアのやり方ですが、

とーーーっても簡単です。いつでもどこでも何度でもできます。

●顔を真上に向けて、その姿勢で口から「温かい息」をゆっくり長く吐きます。

●息を吐ききったら、自分の喉仏を覗き込むイメージで、顎を引きます。

●その真下を覗き込んだ姿勢のまま、鼻からゆっくり大きく息を吸います。

●その時、自分の喉の匂いを嗅ぐように吸い込むと、より効果的です。

●名一杯吸い込んだら、再び顔を真上に向けて、口から「温かい息」を吐き出します。

●(適度に繰り返す)


どうです?

簡単だけど、けっこうミゾオチ周辺がフル稼働しませんか? それと同時に背中も。

呼吸ケアが好きな人にも、ストレッチケアが好きな人にも、

妥当な効果が出ると思います。けっこう複雑なメカニズムが働いているのですが、

特にそこを把握していなくても、結果オーライです(笑)

ちなみに顔の方向とか変化させると、よりストレッチ感覚が増すので、

凝り性な方は無理せずに試してみてください。

ではまた~


by 施術者